総合環境エンジニアリング
輝水工業株式会社:ロゴ
MAIL info@kisuikogyo.co.jp
TEL 03-3256-4524
お電話対応時間 9:00~18:00

トップメニュー  

  HOME ≫ 事業案内 ≫ 海外事業展開



BOPビジネスへの挑戦


輝水工業㈱では、アジアへの事業展開の基礎調査として、JICA(独立行政法人国際協力機構)BOPビジネス連携促進事業準備調査の支援※を得て、カンボジア農村部におけるBOPビジネスの事業性の検証を行なっています。

※2012年8月~2015年7月の間にて実施。
案件名「カンボジア王国農村部における生活用水給水システム事業に関する準備調査(BOPビジネス連携促進)」事業


BOPビジネスとは?

  • 主に途上国における年間所得が3000米ドルを下回るBOP層(Base of the Economic Pyramid層)を対象としたビジネスを指します。
  • 現地で暮らす人々の様々な社会的課題(安全な水の供給、衛生環境、貧困削減等)の解決をビジネス活動を通じて改善していくことが期待されます。

↑ページのTOPへ


当社が目指すBOPビジネスのモデル

  • 当社のろ過装置の技術を用いた事業の実現による「安全な水の供給」と「BOP層の貧困改善」を目指します。
  • 都市部の富裕層向けビジネスの実現によってBOP層への「安全な水の供給」の実現をしてゆくモデルです。
  • ビジネスモデルの概要

①現地法人が現地で得られる資材を用いて、簡易的な給水システムを農村部等に設置します。
②設置した地域に「農村管理組合」を立ち上げてBOP層を雇用し、運転方法や帳簿方法を指導の上、自主運営ができるようにします。
③農村部で得られる農村産品(農作物や民芸品等)を現地法人が農村管理組合経由で買上げることでBOP層の人々が現金収入を得られるようにします。
④買い上げた農村産品は現地法人が都市部へ販売します。
⑤更に現地法人は、農村産品の他にも都市部の富裕層向けに水処理装置等を販売することで、事業全体が回るようにします。また、「農村管理組合」への技術的なフォローも行います。

↑ページのTOPへ

カンボジアでのBOPビジネスモデルの検証

現場の様子 ①(都市部と農村部の様子)

  • 大都市が生まれつつある一方、大半は貧しい農村部であり、その多くで安全な水の供給は未だなされていません。

現場の様子 ②(パイロット給水システムによる飲料水販売試験)

  • ビジネスモデルの有効性を確認をするため、カンボジア国シェムリアップ州においてパイロット給水システムを設置しました。
  • 現地で得られる資材と施工者を中心にシステムを設置、村に住む人材に運転管理方法と帳簿付け方法を指導し、自立した活動するための準備をしました。
  • 近隣住民へのワークショップを開催し、近隣住民への飲料水の販売試験を実施しました。

現場の様子 ③(農作物の販売可能性の検証)

  • 農村部で栽培で、且つ、都市部のレストラン等において高付加価値で販売できそうな作物を選定し、試験栽培をしました。

↑ページのTOPへ


JICA BOPビジネス連携促進事業においてご協力を頂いたパートナー
・独立行政法人国際協力機構(JICA) http://www.jica.go.jp/index.html
・株式会社フォーバル http://www.forval.co.jp/
・特定非営利活動法人九州海外協力協会 http://www.npo-kyushu.or.jp/index.html
※当社では、カンボジアを中心とするアジアでのBOPビジネスの事業化に向けてのパートナーを募集しております。

BOPビジネスや水ビジネスに関するサイト
・独立行政法人国際協力機構(JICA):協力準備調査(BOPビジネス連携促進) http://www.jica.go.jp/activities/schemes/priv_partner/BOP/index.html
・経済産業省 : BOPビジネス支援センター https://www.bop.go.jp/
・日本水フォーラム http://www.waterforum.jp/jp/

↑ページのTOPへ

その他海外事業展開


輝水工業㈱は、従来より各種水処理装置を海外へ出荷しています。近年では、アンゴラ共和国の紡績工場(除鉄除マンガン装置納品)の他フィリピンの地震・水害対策向けにご依頼を受け、当社「災害用ろ過装置Varna」の実証デモを現地関係者に行ないました。

↑ページのTOPへ