輝水工業㈱では、アジアへの事業展開の基礎調査として、JICA(独立行政法人国際協力機構)BOPビジネス連携促進事業準備調査の支援※を得て、カンボジア農村部におけるBOPビジネスの事業性の検証を行なっています。
※2012年8月~2015年7月の間にて実施。
案件名「カンボジア王国農村部における生活用水給水システム事業に関する準備調査(BOPビジネス連携促進)」事業
①現地法人が現地で得られる資材を用いて、簡易的な給水システムを農村部等に設置します。
②設置した地域に「農村管理組合」を立ち上げてBOP層を雇用し、運転方法や帳簿方法を指導の上、自主運営ができるようにします。
③農村部で得られる農村産品(農作物や民芸品等)を現地法人が農村管理組合経由で買上げることでBOP層の人々が現金収入を得られるようにします。
④買い上げた農村産品は現地法人が都市部へ販売します。
⑤更に現地法人は、農村産品の他にも都市部の富裕層向けに水処理装置等を販売することで、事業全体が回るようにします。また、「農村管理組合」への技術的なフォローも行います。
現場の様子 ①(都市部と農村部の様子)
現場の様子 ②(パイロット給水システムによる飲料水販売試験)
現場の様子 ③(農作物の販売可能性の検証)
JICA BOPビジネス連携促進事業においてご協力を頂いたパートナー
・独立行政法人国際協力機構(JICA) http://www.jica.go.jp/index.html
・株式会社フォーバル http://www.forval.co.jp/
・特定非営利活動法人九州海外協力協会 http://www.npo-kyushu.or.jp/index.html
※当社では、カンボジアを中心とするアジアでのBOPビジネスの事業化に向けてのパートナーを募集しております。
BOPビジネスや水ビジネスに関するサイト
・独立行政法人国際協力機構(JICA):協力準備調査(BOPビジネス連携促進) http://www.jica.go.jp/activities/schemes/priv_partner/BOP/index.html
・経済産業省 : BOPビジネス支援センター https://www.bop.go.jp/
・日本水フォーラム http://www.waterforum.jp/jp/
輝水工業㈱は、従来より各種水処理装置を海外へ出荷しています。近年では、アンゴラ共和国の紡績工場(除鉄除マンガン装置納品)の他フィリピンの地震・水害対策向けにご依頼を受け、当社「災害用ろ過装置Varna」の実証デモを現地関係者に行ないました。